財団について

ライナス・カール・ポーリング博士(Professor Linus Carl Pauling,1901-1994)は、米国オレゴン州立大学卒業後、カリフォルニア工科大学にて化学博士号を取得、日本ではビタミンC研究の第一人者として知られ、また分子矯正医学(予防医学)の基礎を築いた20世紀で最も偉大な科学者の一人と言われ、1954年「タンパク質の二重らせん構造」の論文により、ノーベル化学賞を受賞しました。

また親日家でもある博士は、先日米国大統領が戦後初めて訪問された広島、長崎での講演活動を通じて、核実験反対と平和運動で精力的に活動され、冷戦時の米ソ核実験禁止条約の締結に貢献した功績により、1963年ノーベル平和賞を受賞、異なる分野でのノーベル賞ダブル受賞者であり、世界で最も偉大な科学者の一人と言われております(博士の功績は博士の功績はこちらでも紹介しております)。

さて博士の生誕100周年を契機に、親族を中心に米国にて記念財団が創設され ましたが、生前のライナス・ポーリング博士の意思に基づいて、人類の平和と繁栄を願い、将来を嘱望される科学者の育成と、統合医療の普及発展のため、ようやく2016年7月日本事務局を正式に開設することになりました。

現在の事業活動は、博士の業績と理念を後世に伝えるため、統合医療に関わるセミナーやシンポジウム等の教育啓発活動の他、卓越した研究者や社会に顕著に貢献された団体や企業に対し、「アカデミア賞」等の学術功労賞を、米国財団本部より毎年授与し功績を讃えております。

過去の受賞者には、神戸薬科大学大学院名誉教授、難波宏彰先生が、マイタケの抽出液を用いた免疫療法に対する研究と臨床内容が、米国科学アカデミーの他、国防省、世界的権威のがん治療研究所からも高い評価を受け、2010年当財団理事長より、特別学術功労賞として、「グランド・ポーリング賞」を贈呈致しました。

理事長のリンダ・ポーリング・カムは、故ライナス・ポーリング博士の長女で、過去カリフォルニア工科大学理事、米国メンタルヘルス協会理事を歴任し、現在上記の学術功労賞の審査委員を務めており、偉大な父同様、親日家である同女史は統合医療の普及発展にグローバルに力を注いでいます。

米国公益法人 ライナス・ポーリング記念財団
日本代表理事・事務局長 鎮静 俊哉

リンダ・ポーリング・カム(Linda Pauling Kamb,1932- )
リンダ・ポーリング・カム女史はポーリング博士の長女で、1954年オレゴン州リード大学を卒業。米公益財団法人ライナス・ポーリング記念財団の理事長であり、ライナス・ポーリング医学科学研究所の所長秘書も兼ねる。当財団を通じて日米の文化学術交流、親善大使の役割も担っている。
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